Power Automate for Desktop Ver.2.39 アップデート情報 (2024/1/29)
元記事:デスクトップ用 Power Automate 2401 – リリース ノート |Microsoft Learn
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-001.png)
■ 新機能
- 推奨されるアクションパネル(プレビュー)が追加されました
※現在は、米国環境のみ - 新たにWord専用のアクションが追加されました
- 「HTMLコンテンツを作成」アクションが追加されました
- 「アタッチする」アクションが追加されました
- 変数のブール値(論理値)に<空白>を選択できるようになりました
- 「作業キュー項目の処理中のメモを更新する」アクションが追加されました
■ 内容の説明
1. 推奨されるアクションパネル(プレビュー)が追加されました
特定のアクションを追加した際、(+)のボタンから、推奨されるアクションが選択できるようになりました。
自動で次に続くアクションが予測され、構築し易くなります。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-002.png)
2. 新たにWord専用のアクションが追加されました
追加されたアクションは下記の通りです。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-003.png)
下記は、「Wod文書に書き込む」アクションになります。
Excelアクションのように、書き込む位置など細かな設定も可能です。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-004.png)
今後、送付状や定型的な文書作成に役立てると存じます!
3.「HTMLコンテンツを作成」アクションが追加されました
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-005.png)
HTMLエディターにより、文字の大きさの変更、下線追加などが可能です。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-006.png)
下記、テキストエディターのON、OFFにより、HTMLのコードを直接編集することも可能です。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-007.png)
※ 作成したHTML形式は変数として、生成されます。
4.「アタッチする」アクションが追加されました
実行中のSAP GUIアプリケーションのSAPインスタンスを取得できるようになりました。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-008-778x1024.png)
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-009.png)
5.変数のブール値に<空白>を選択できるようになりました
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-010.png)
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-011.png)
※任意としてマークするをONにすると、既定値:True or False or 空白が選択できます。
6.「作業キュー項目の処理中のメモを更新する」アクションが追加されました
既に追加されている作業キュー項目に対して、メモを作成(更新)し、分かりやすくすることができます。
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-013.png)
![](https://pad-user-community.com/wp-content/uploads/2024/03/update-16-014.png)
※上記は、有償ライセンスが必要となります。
以上、今回のアップデートでも、かなりの新しい機能が追加されました。
ぜひ、今後のフロー構築に活用していきましょう!