よくあるエラートップ1:パソコン全体が重くなってPADが動作しなくなる
フローを実行中・作成中にエラー起因か手動でPower Automate for Desktop(以下PADと記載)をストップすると、パソコンがとても重くなることがあります。
また、なんの問題もなくフローを完了させても重くなることがあります。
考えられる原因
・PADのプロセスがメモリに残っている可能性があります。
・PADで開いたExcelなどのアプリケーション(プロセス)がメモリに残っている可能性があります。
確認方法と対処方法
タスクマネージャーを開き(Ctrl+Shift+Esc)、PADのプロセスがいくつも残っていないか確認しましょう。
残っている場合はフローの保存ができれば保存してから「タスクの終了」をします。
また、PADで開いたExcelなどのアプリケーションがフロー実行終了後もメモリに常駐したままになっている可能性があります。この場合もタスクを終了します。
この場合はフロー内にプロセスを終了させる処理が存在しないことが原因なので、本対策として「プロセスを終了する」アクションなどをフローに追加して適切にプロセスを終了させると良いです。(例:Excelを閉じるなど)
上記の理由がない場合、一度パソコンを再起動します。一時的なトラブルの場合、ほとんどは再起動で解消されるはずです。
フロー実行時に「必ずパソコンが重くなる」という時にありがちなのが、PADでExcelなどのアプリをバックグラウンドで起動してアプリを閉じるアクションを追加していないケースです。知らない間にバックグラウンドでアプリが常駐し続けてメモリを圧迫します。
アプリを開く系のアクションを使う場合は、アプリを閉じるアクションを必ず入れましょう。