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付き: Collect関数, Set関数, UpdateContext関数
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PowerAppsで使用する変数の種類について
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各変数はそれぞれの関数によって定義および値の設定を行います。
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■「グローバル変数」:アプリ全体で利用が可能です。・ 【Set関数】 ⇒ Set(変数名,値)
値には、テキストや数値など任意のデータ型を設定できます。
基本的にはアプリ内のどこからでも参照できるので、活用する機会は多いと思います。(例)
・Set(A,1)⇒ 変数Aの値は、1となります。
・Set(A,”テスト”) ⇒ 変数Aの値は、テストとなります。
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■「コンテキスト変数」:宣言した画面(Screen)上でしか、その値が保持されません。
また、一度で複数の変数を作成・更新することが可能です。・ 【UpdateContext関数】 ⇒ UpdateContext({変数名1:値,変数名2,値 })
※また、下記のように、【Navigate関数】と組み合わせ、Screen2に値を渡すことは可能です。
Navigate(Screen2, ScreenTransition.None, {変数名1:値})(例)
・UpdateContext({A:1,B:2}) ⇒ Aの変数は1となり、Bの変数は2となります。
・UpdateContext({A:1,A+1}) ⇒ Aの変数1に対して、数式が実行されるたびに1が加算されます。
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■【コレクション】:PowerAppsでのデータを一時的に格納し、
さらにデータの追加や更新ができる場所をコレクションと呼びます。PowerAppsの画面上部のタブ「・・・」からコレクションを選択することで確認できます。
・【Collect関数】 ⇒ Collect(DataSource,Item,)
新しいコレクションの作成やデータの追加をする際に使用します。(例)
・Collect(日付,DatePicker1.SelectedDate)
⇒ DatePicker1(日付の選択フォーム)で選択した日付が追加されます。DataSourceは、データを追加したいデータソースを入力、存在しない場合は、
新しいコレクション(配列)が作成されます。
Itemは、追加する1つ以上のレコード(行)またはテーブルです。公式URL:
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/power-fx/reference/function-clear-collect-clearcollect
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