Power Automate for Desktop Ver.2.33 アップデート情報(2023/6/21)
元記事:June 2023 update of Power Automate for desktop | Power Automate ブログ (microsoft.com)
新機能
内容の説明
1. 作業キューアクションについて
キュー(Queue)とは、タスクやジョブが順番に処理される行列のことを指します。
この作業キューは、作成したフローのタスク状態の一部を項目として設定し、管理することができます。
登録、作成した作業キューは、
①Power Automateの「監視」>「作業キュー(プレビュー)」で確認できます。
また、②で作業キューの状態を確認できます。
なお、③作業キューの状態については、下記ステータスで表示されます。
今回、Power Automate for Desktop内での処理と直接統合できるよう、④「作業キュー項目を処理する(プレビュー)」と⑤「作業キュー項目を更新する(プレビュー)」のアクションが追加されています。
アクションの「作業キュー項目を処理する(プレビュー)」で処理し、保存します。
この状態では、処理が「テスト20230703」に保存されるだけになります。
下記、「作業キュー項目を更新する(プレビュー)を使用することで、ステータスを「処理済み」にすることができます。
上記アクションを、PAD内での分岐フローなどの条件に組み合わせることで、条件を満たした時のみ、更新させることができます。
2. OneDrive for Businessのアクションが追加について
OneDriveは、「OneDrive for Business」と「OneDrive」の二種類があります。
「OneDrive」は個人向け、「OneDrive for Business」法人向けのストレージサービスです。
Microsoft365をご利用の方は、「OneDrive for Business」を活用されているかと存じます。
今回、追加されたアクションは下記の20種類になります。
これにより、OneDrive for BusinessがPower Automate for Desktop上で操作できるようになり、構築の幅が向上しております!
※なお、今回追加された機能は、プレミアム機能であり、有償アカウントが必要です。
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